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2019/08/28 12:31

マイイーサウォレットとLedger Nano Sが上手く接続できないというお問合せをいただきますが、上記画像のチェック事項を確認してみてください。特にノアコインの送金のためお急ぎでどうにかしたいというお問合せが増えております。まずはファームウェアのアップデートを行いましょう。

入っているはずのトークンが見当たらないという場合の多くはファームウェアアップデート時に初期化されたあと新しい24単語を書き取って、新規ウォレットを作ってしまっていたということもあります。一度メモしたリカバリーフレーズはなくさないこと、復元と初期設定を間違えていないか?ご確認ください。

なんとなくわからないままLedger Nano Sをご使用になるのは厳禁です。
きちんと設定やウォレットの仕組みを理解してからご使用ください。

注意事項を読まずにすすめると上手く行かないことがあります。本体がフリーズしてしまっては困りますので、必ず手順は確認してください。

Windowsのエラーやノートパソコンを久しぶりにあけてWindowsのアップデートが溜まっている場合、そもそものパソコンの起動速度が遅い場合はファームウェアのアップデートが上手く行かないことが多いです。パソコンのデータの処理速度が遅くなっていると、エラーが出やすいので、起動速度があり、アプリケーションの立ち上げ速度もある程度ちゃんと待たずに使えるパソコンでご使用ください。

Windowsのアップデートの仕様でドライブの自動更新機能がさまたげられていることもあります。
その場合外部ドライブの読み込や上書きが上手くできないため、ドライブの読み込みがきちんとできているか?も確認してください。
ドライブの確認方法はこちら

ドライブのエラーや本体がフリーズしてしまった場合の最終手段


もし万が一、Ledger Nano S本体が使えなくなったという場合の最終手段があります。Ledger Nano Sで保管した24単語を使って直接マイイーサウォレットもしくはマイクリプトにログインするということです。しかしそれは同じ24単語のリカバリーフレーズで他のコインを入れていない場合に限ります。

マイイーサウォレットもしくはマイクリプトに直接24単語を入力した場合、Ledger Nano Sで保管した意味がなくなります。要はインターネットの通信環境化に24単語をさらしてしまうことになり、ホットウォレット同様になるためです。セキュリティが著しく低下いたしますので最終手段にしてください。

パソコンの環境が悪い場合、マイイーサウォレットのフィッシングサイトにログインしてしまった場合はトークン他保管しているすべての仮想通貨が盗まれるというリスクがあります。

マイクリプトのデスクトップウォレットでニーモニックを入力してトークンにアクセスする方法


Ledger Nano Sにはノアコインしか入っていないという人の場合で本体がフリーズしてしまった、もう使い方がわからなくてお手上げという場合の最終手段です。この手段に関してはご自身の責任で行ってください。弊社では一切の責任は取れません。

マイクリプトのデスクトップウォレットを開いてください。ブラウザよりはデスクトップウォレットのほうがセキュリティは高くなるため必ずダウンロード、パソコンにインストールしたマイクリプトを使ってください。マイクリプトの使い方はこちらのページを確認してください。https://hardwarewallet.jp/ledger/mycrypto.html

上記画面が開いたらニーモニック文節を選択します。するとこの画面が出てきますので、Ledger Nano Sの初期設定時に使用した24単語を入力してください。(ウイルスソフトのスキャンなどをしてから行ってください。パソコンの通信環境も安全なものをご使用ください。)


このように1単語ずつ半角スペースをあけて入力します。24単語スペルミスがなければこのようにアドレスを選択ボタンの色が付きます。スペルミスや単語数が足りなかったりするとアドレスを選択が選択できません。

ここで問題なく入力ができればLedger Nano Sで保管できているアドレスとトークンが表示されます。

マイイーサウォレットのニーモニックで開く場合

同じようにマイイーサウォレットでも開けますが、デスクトップウォレットのマイクリプトがおすすめです。

マイイーサウォレットの場合はソフトウェアを選択。

次の画面で暗号化フレーズを選びます。チェックマークが入ったら、続けるをクリック。

24単語の入力画面がでてきますので、出てきたら続けるをクリックしてください。

Ledger Nano Sにはノアコインしか入っていないという人の場合で本体がフリーズしてしまった、もう使い方がわからなくてお手上げという場合の最終手段です。この手段に関してはご自身の責任で行ってください。弊社では一切の責任は取れません。

また他社でご購入の方のお問合せも大変増えております。ご購入元をご確認の上お問合せくださいますようよろしくお願いいたします。

弊社ではハードウェアウォレットの勉強会を随時開催しております。よくわからずにハードウェアウォレットを使っている方は是非ご参加ください。仕組みそのものを理解せずに使っているとトラブルがあったときに困ります。仮想通貨はご自身の責任で管理するものです。
正しい知識を元にウォレットの操作をできるようになると安心して使えるようになります。

期限が迫っているものがある場合、慌てて操作したり冷静に判断できないことがあります。操作の責任や本体のフリーズはLedgerのみの問題ではなく、お客様ご自身の知識、操作、パソコンの環境に依存します。予め余裕を持って操作を理解し、使えるようにしておきましょう。

9月のウォレット勉強会の詳細はこちらをご確認ください。