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2018/11/19 19:39

先週からWindowsのユーザーで一部、マイイーサウォレットとLedgerが接続できない不具合が発生しています。


その場合、マイイーサウォレットではなくマイクリプト(MyCrypto)のデスクトップウォレットを使うことで解決しました。
MyCryptoはマイイーサウォレットと同じくイーサリアム、イーサリアム・クラシック、ERC20トークンの送受ができるインターフェイスです。

Ledger Nano SがWindowsでMEWに上手く接続ができず困っていたところ@MyCrypto @spencecoinさんに助言をいただきました。MyCryptoのデスクトップアプリをインストールしたらすんなり接続できました。

マイイーサウォレットもマイクリプトもイーサリアムのブロックチェーンにつなぐことができるノードにアクセスすることができる管理画面です。


使い勝手はほとんど同じです。Ledger Nano S本体でイーサリアムを選択した状態で、マイクリプトのデスクトップウォレットを開き、Ledgerをクリックするだけです。

あとの操作はマイイーサウォレットと同じです。

最初に使用上の注意の説明が出てきます。書かれていることは、仮想通貨の送受金は自己責任です。ちゃんと確認して送りましょう。秘密キーはどこにも入力したりしてはダメですよといったセキュリティの注意事項です。フィッシング詐欺にだまされないようにしましょう、パソコンにはウイルスソフトを入れて通信環境は安全な状態を保ちましょうといったことです。


Nextを押して次に進みましょう。4ページほどの注意書きを読み進めるとウォレットが開きます。


どのようにあなたのウォレットに接続(アクセス)しますか?と出てきます。ここではLedgerを選びます。


Ledger Nano Sの本体のロックを解除します。PINコードを入力して、イーサリアムのアプリを開きましょう。



接続したらあとは通常のマイクリプトの使い方でOKです。マイイーサウォレットとほとんど操作は同じです。
送受に関してはこちらのページをご確認ください。

Macでは問題なく接続できる、このパソコンでは接続できるのに、もう一つのパソコンでは接続できないなどがある場合はパソコンの環境にもよるので原因の特定が難しく、一部のお客様には回答をお待たせしてしまい、大変心苦しく思っておりました。

こういったときに、TREZORを持っていると、TREZORでは問題なく接続できたりということがあるのでいざというときに安心ではあります。LedgerもTREZORもマイイーサウォレットやマイクリプトと同じく、ブロックチェーンにつなぐことができる管理画面とアプリに問題があることがあります。

その問題はどの仮想通貨やインターフェイスにも起こりうることなので、違う入り口を同じ秘密キーで管理できるLedger Nano S/BlueとTREZORを持っていると、急いで送金する必要があるときの保険になります。

トラブル回避手段はひとつでも多く知ってくと焦らずに済みます。

本当は不具合がないに越したことはないのですが、ハードウェアウォレットに限らず、他のウォレットアプリも全てまだまだ進化中なのでいろいろとアップデートがあります。ご面倒でご不便に感じることもあると思いますが、これもさらなる利便性やセキュリティ対策につながるものと思ってご理解いただければと思います。